こんにちは、ユキノスケです!
この記事では、
雪の女王のストーリーの構造を知りたい
雪の女王のテーマを知りたい
という疑問に答える内容になっています!
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■1.【雪の女王】の概要
デンマークの有名な童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンに書かれた作品です。
■2.【雪の女王】のあらすじ
あるところにカイという少年とゲルダという少女がいました。
二人はとても仲良しでした。
ある日のこと、悪魔の作った鏡の欠片がカイの目と心臓に刺さりました。
そのことが原因で彼の性格は一変してしまいました。
その後のある雪の日にカイがソリ遊びをしていたところ、雪の女王が現れました。
そして魅入られたかのように彼は連れ去られてしまいました。
春になると、ゲルダはカイを探しに出かけました。
太陽や花、動物の声に耳を傾けながら少女は旅を続けました。
途中、王子と王女の助けによって馬車を得るも、それが原因で山賊に襲われてしまいます。
あわや殺されようとするところを山賊の娘に救われました。
そして娘が可愛がっていた鳩に、「カイは北の方に行った。」と教えられました。
山賊の娘が用立ててくれたトナカイの背に乗って、ゲルダはとうとう雪の女王の宮殿にたどり着きました。
カイを見つけたゲルダは涙を流して喜びました。
その涙はカイの心に刺さった鏡の欠片を溶かしました。
そしてカイは元の優しさを取り戻し、二人は手を取り合って故郷に帰りました。
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■3.【雪の女王】のストーリー構造考察
雪の女王のストーリーの構造は以下のように考察しました。
■4.【雪の女王】のテーマ
・ゲルダが危険を冒しながらもカイを探す
・ゲルダの喜びの涙でカイを元に戻す
以上の場面から、
がテーマではないかと考えました。
愛の力というのは危険を顧みない行動力や相手の心を開く力があるということを示しています。
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■5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
雪の女王という物語は、
ストーリー構造外から受けた傷で冷たく閉ざした心を『愛の力』で溶かして元に戻す
テーマ愛することの持つ力
以上の構造とテーマを持つ作品だと考察しました。
愛の持つ「温かさ」と雪の持つ「冷たさ」で対比構造になっているのも面白いところですね!
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