こんにちは、ユキノスケです!
※本記事にはネタバレが含まれますので、ネタバレが嫌な方は読まない方が良いです。
この記事では、
鬼滅の刃 無限列車編を見て何を感じたのか?
鬼滅の刃 無限列車編は単行本では何巻の内容なのか?
という疑問に対して私の感想や考えをまとめた内容になっています!
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■1.【鬼滅の刃 無限列車編】の概要
〇原作:吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)
〇監督:外崎春雄
〇キャラクターデザイン・総作画監督:松島晃
〇脚本制作:ufotable
〇映倫:PG12(12歳未満の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要)
映画はアニメ版鬼滅の刃の最終回直後の続きで、一行が無限列車に乗り込むところから始まります。
内容は、単行本でいうと7~8巻の内容に基づいています。
ちなみにアニメ版は単行本1~7巻の内容です。
■2.【鬼滅の刃 無限列車編】の主な登場人物
〇竈門 炭治郎(かまど たんじろう)
この物語の主人公。鬼にされた妹・禰豆子(ねずこ)を元に戻すために鬼狩りの組織「鬼殺隊」に入隊する。
とても優しい心を持ち、鬼相手にも慈悲の心を持つ。
〇煉獄 杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)
この映画の主役。鬼殺隊の幹部である「柱」の一人。炎柱と呼ばれている。
無限列車内で多くの行方不明者が出たため、調査をしに来た。
〇竈門 禰豆子(かまど ねずこ)
炭治郎の妹。とある事件で鬼にされてしまう。
鬼となった者は日光を浴びると死んでしまうため、普段は炭治郎が背負う木箱の中に入っている。
〇我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)
鬼殺隊の一員で、炭治郎の同期。禰豆子のことが大好き。
普段は消極的で臆病だが、意識を失っている間に本来の強さが発揮される。
〇嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)
鬼殺隊の一員で、炭治郎の同期。
頭にイノシシの被り物を被っているのが特徴。
強そうな者に対して恐れず力比べを挑んでいくが、精神面で打たれ弱いところがある。
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■3.【鬼滅の刃 無限列車編】のあらすじ
果てなく続く無限の夢の中へ――
蝶屋敷での修行を終えた炭治郎たちは、次なる任務の地、《無限列車》に到着する。
そこでは、短期間のうちに四十人以上もの人が行方不明になっているという。
禰豆子を連れた炭治郎と善逸、伊之助の一行は、鬼殺隊最強の剣士である《柱》のひとり、炎柱の煉獄杏寿郎と合流し、闇を往く《無限列車》の中で、鬼と立ち向かうのだった。
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編公式サイトより引用
■4.【鬼滅の刃 無限列車編】の感想
・アニメ版を見た方がより楽しめるのではないかと思った
そもそのこの映画自体がアニメ版の直後の話なので、「鬼滅の刃は見たことなくて、この映画が初です」という人には難しいのではないかと感じました。
・鬼殺隊とは何か?
・柱とは何か?
・この世界での鬼はどういう存在なのか?
・上弦、下弦とは?
等々初見では理解が追い付かない可能性が高いものがあります。
もちろん、物語の中での会話や回想で設定が説明されるので、初見の人でもなんとなく理解できるようにはなっています。
しかし、アニメ版を見てこれらの設定が分かった状態で見れば、より物語に没入でき、深く楽しめるようになると思いました。
・背景が実写を見ているかのように綺麗だった
冒頭のお館様が墓参りをしているシーンでの木々の葉が風で揺れるシーンから「おぉ!」となり、夜に列車が走るシーンでの周りの風景で「実写のようだ!」と驚きました。
ただ代わりに、列車内に出てくる鬼の触手の質感がモロにCGだったので、そこだけ少し残念でした。
しかし、キャラクターとリアルな背景のマッチングは素晴らしく感じました。
背景では無いですが、煉獄さんが「うまい!」と叫びながら食べていた駅弁は本当に美味しそうでした。
・煉獄さんが見ているのは「母との約束」なんだなと思った
列車内での煉獄さんと炭治郎の会話で「どこを見ているんですか?」と炭治郎が聞く場面があります(聞くというよりツッコミを入れる感じで)。
初めは「情熱的なキャラだから前しか見ていないんだな」程度に思っていました。
しかし、物語が進むと母とのやり取りがある回想シーンが出てきます。
その時に「母との約束を見ていたのだな」と気付きました。
その約束というのが、
「弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です。
責任を持って果たさなければならない使命なのです。
決して忘れることなきように」鬼滅の刃より引用
さらに、
「天から賜りし力で
人を傷つけること
私腹を肥やすことは
許されません」鬼滅の刃より引用
という内容でした。
煉獄さんの行動原理がこの約束に基づいているのだなと気付きました。
・「鬼にならないか」と言われて断る
単純に鬼を嫌っているから断ったのかと思っていました。
しかし鬼には、
「人を喰わなければ生きていけない」
「人を喰った数が多いほど強くなる」
という設定があります。
それらは「弱きものを傷つけながら生きている」ということになります。
それは母との約束において「許されないこと」になります。
だから誘いを断ったのだと考えました。
・炭治郎のことを「この少年は強い」と発言
単純に「精神面や意志が強い」ことを強いと言っているのだなと思っていました。
しかし炭治郎の行動を見ると、
「列車の乗客を守ることを最優先に考えて行動している」
ということに気付きました。
煉獄さんの母の約束は、
「弱き人を助けることは強く生まれた者の債務です。」
となっています。
「弱き人を助ける=強く生まれた者(強い者)」
と言い換えることが出来ます。
炭治郎が鬼を倒すことよりも、弱き人を助けることを優先しているから「この少年は強い」という発言が出たのだなと考えました。
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■5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は鬼滅の刃 無限列車編を見た個人的な感想について書かせていただきました。
この映画から感じたことは、
・アニメ版を見た方がより楽しめると思った
・背景が実写を見ているかのように綺麗だった
・煉獄さんが見ているのは「母との約束」なんだなと思った
以上が映画を鑑賞して感じたことでした。
なお、今回の映画の内容は単行本の7~8巻に基づいていました。
そういえば列車の鬼・魘夢(えんむ)は、怖い話の「猿夢」から来ているのかな? と思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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